CONCEPT

コンセプト

愛着をもって帰りたくなる現代の「里」。
笑顔の「輪」とともに地域の「和」を育む暮らし。

牛田早稲田の地で新しい街づくり。
それは今ある住宅地の中に新品の住まいをただ組み込むのではなく、地域に優しくなじんでいく新たな「里づくり」。
コンセプトは『愛着をもって帰りたくなる現代の「里」』。
『昔から住んでいる街の人たちに受け入れられ共存できること』は豊かな地域交流の種になる。
そんな想いを紡いで形づくられる「SATONOWA」という愛称のこの街で、
異なる文化や人々の交流を通して人々の笑顔の「輪」がつながっていきます。
過去と未来・懐かしさと新しさが交じり合い、そこで生まれるのは地域全体の「和」の関係。
お互いが受け入れ、受け入れられることで『愛着をもって帰りたくなる現代の「里」』は誕生します。

牛田早稲田地域の
何気ない日常のなかで繰り広げられる
ヒロシとタケルの冒険物語

POINT

街づくりの特長

わせだ広場

人々が集いつながる、
里のランドマーク「わせだ広場」

地域の交通の接点(通学路・バス停・郵便局)に計画した、地域住人のための「わせだ広場」。
ここはかつて盆踊りができた場所。
そんな地域のつながりと歴史を大切に考え、事業者が管理する自由な広場として整備します。
先輩住人と新住人、お年寄りと子どもなど、地域住人の循環が生まれ、新しい価値観が生まれる場所。
BBQ、キャッチボールや散歩など思い思いに過ごしながら、人の和を育む里のランドマークとして地域から愛される憩いの場になるでしょう。

フットパス

季節の移ろいを感じる遊歩道
「フットパス」

フットパスの考え方

各街区に設けられた歩行者専用の遊歩道。道の両脇は芝生をベースに高・中・低木を配植し、優しい植栽に。そんな風景とともに季節の変化を感じながら人々が交流できる空間です。田畑のあぜ道のように、人が常に歩くことで雑草の繁茂が抑制され、緑の中に道が浮かび上がるような小道の環境を目指しています。

フットパスにかける想い

SATONOWAのフットパスは約1. 2mの道幅を確保し、子どもと並んで歩ける十分な広さがあります。なだらかな曲線を描く道は季節の移り変わりが自然と目に入る設計で、ただ散歩するだけでも心の贅沢に。道脇のベンチに座る人々の間で自然とコミュニケーションが生まれるはずです。

コミュニティハウス

地域活動の拠点となる
「コミュニティハウス」

「コミュニティハウス」は気軽に利用できる、「わせだ広場」の活動拠点。
広島女学院大学の学生が設計に関わっており、産学連携を含め牛田早稲田周辺の地域交流を象徴する場所として。
キッチン設備も備えたこのコミュニティハウスは、
サークル活動やイベントなど人々の社交場としてのサードプレイスの役割も担います。
この場所は、文字通り年齢性別を問わず大小様々なコミュニティが生まれる地域活動の舞台となるでしょう。

広島女学院大学との取り組み

広島女学院大学の学生たちがコミュニティハウスの設計案に関わってくれました。デベロッパーがどんな視点・ビジョン・方法で街づくりを行っているのかを肌で感じる経験は学生たちにとって貴重な学びの機会に。建物と地域には密接な関係があり、自分の身近にある地域や人を見据えて建築設計に取り組むことは学生たちの成長にも繋がっています。

〈 管理組合について 〉

住民により管理組合を組成し、まちの景観を保つための細則を定めます。緑豊かなフットパスの植栽を手入れし良好な環境を維持するなど、SATONOWAを共有する住民同士がつながり、快適な地域環境を目指します。